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本校は、養護学校義務制前の昭和４９年４月に小学部・中学部及び寄宿舎を設置した「わかば養護学校」として開校し、その後高等部が設置されました。平成１９年には、学校教育法一部改正を受け「わかば支援学校」と校名を改め現在に至っています。

本校は、山梨県西部、南アルプス市に位置し、北は長野県、南は静岡県に隣接する極めて広い通学区域をもち、施設隣接の特別支援学校でありことから隣接する知的障害児入所施設からも児童生徒が通学してきております。

令和５年度、小学部７９人、中学部６４人、高等部１００人、合計２４３人の児童生徒が在籍しています。県内では２番目に在籍者が多く、様々な学習集団を編成し「自立と社会参加」に向け充実した学習活動を展開しています。

また、本校は、県教育委員会からセンター的機能の発揮に関し、峡中・峡北地域を支援地域に指定され、センター校として幼稚園・保育所、認定こども園、小中学校、高等学校及び市町教育委員会等と連携し、地域の特別支援教育の推進に取り組んでいます。

校名の「わかば」は、子どもたち一人一人が、がっちりと大地に根をおろし、わかばのように、すくすくと天に向かって伸びることを願って名付けられました。この「わかば」のように子どもたちに教育目標である「たくましい力　ゆたかな心」を育てるため教職員一同、全力で取り組んでいきたいと考えています。

引き続き、皆様からのご理解、ご支援、ご協力をいただけますようお願い申し上げます。

令和５年４月

山梨県立わかば支援学校

校　長　　小　林　　勝